太宰治は、彼の小説で、エピグラフを好んで用いた。
晩年 (新潮文庫)の巻頭を飾った「葉」の冒頭には、
撰ばれてあることの
恍惚と不安と二つわれにあり
というヴェリレイヌの詩が引用されている。
さて、太宰の弟子であった小山清は、太宰に見せた彼の原稿に、アンデルセンをエピグラフとして用いていた。
小山は、太宰の真似をしてエピグラフを用いたのだと、太宰に申し訳なさそうに告げた。
すいません、太宰さんの真似をしてエピグラフを使ってみました。
太宰はその言葉を聞いて、笑いながらこう言った。
謝ることは無いよ。模倣は悪いことではない。
※曖昧な記憶を元に書いたので、間違っている箇所があったらすいません。これはSEOのサイトなので、ご容赦下さい。