有料リンクとは?

2010年3月30日

有料リンクの捉え方

有料リンクとは、主に一部の検索エンジン最適化業者が販売しているリンクの事です。リンク供給による外部施策の総称として有料リンクという言葉を使う場合もあります。SEOにおいて最も難しいリンクの獲得をお金で解決する手段です。一部の検索エンジン最適化業者は、サイトの量産や、既存サイトの活用や、Webパーツの配布や、リンクスペースの買い付けや、或いはソフィスティケートされた手法によって、リンクを提供します。


メジャーな検索エンジンは、サイトの実力や信用や関連性の指標となる自然発生的なリンクによってサイト(ページ)を評価しようとしているため、お金で評価を買う事が目的の有料リンクは、数年前からその筋の人たちによって議論の対象となってきました。


ユーザの利益を第一に考えるGoogleはガイドラインの中で、そうした不正確さと不公平さの観点から、サイトの評価に悪影響を与えるリンクの売買、有料リンクを禁止するようになりました(検索順位に影響を与えないように貼られているリンクは別)。

Googleでは様々な手法によって有料リンクを検出していますが、ウェブマスターツールからユーザによって報告された情報(販売サイト、購入サイト、詳細)もそれらのうちの一つです。ガイドラインに違反したサイトについては、Google のインデックスを守るために厳しく対処すると名言されています。Googleが厳しく対処した一例が、身内へのペナルティでした。Google Japanがペイパーポストの利用によってページランクを下げられた問題です。この事例は、リンクを購入した側にペナルティを課すというGoogleの貴重な判例を示しています。


しかし、有料リンクの定義が曖昧であり、Googleがこうした措置を取るケースは稀であり、また、あくまでもGoogleのガイドラインに過ぎないという考えや、「別にいいじゃん」という考えなどから、現在でもなお有料リンクについては賛否があります。SEOエキスパートや検索エンジン最適化業者の有料リンクの考え方については、概ね以下のように分類されます。

完全肯定派

SEOをしている多くの現場担当者は死ぬほどリンクを求めている。しかし、自然発生的なリンクを獲得するのは死ぬほど難しい。上位表示という明確な結果を求めるのであれば、有料リンクを選択するのは賢明な判断だ。そして、そうした多くのニーズに応えるために検索エンジン最適化業者がリンクを提供するもの極めて自然のことである。それがビジネスというものであり、何が悪い。正論や理想論を唱える輩はさぞかし気持ちが良いかもしれないけれど、誰も得をしないよ。普通にリンクを買ってペナルティを受ける可能性だって限りなくゼロなんだからさ。

完全否定派

自然発生的なリンクを獲得するのはやっぱり死ぬほど難しい場合もあるんだけれど、Googleがガイドラインで禁止しているし、リスクがある以上絶対に有料リンクを使うべきではない。検索エンジンの評価をお金で買うような行為は明らかにアンフェアで間違っているし、適正でない評価は長くは続かないよ。サイトの信用やブランドにも傷が付くしね。そもそも、有料リンクなんて大抵がゴミみたいな代物だし、たとえ効果があったとしても、結局高いお金を払い続けないと維持できないでしょ。努力と時間さえ惜しまなければ、そして難しいキーワードでなければ、リンクを買わなくてもなんとかなるよ。

ケースバイケース派

基本的にはやっぱりルール違反なんだけどね。でも、いつまでもSEOに "もたもた" するのはウェブマスターやSEO担当者にとっては賢明な行為とは言えないし、なんだかんだ言っても自然発生的なリンクの獲得って死ぬほど難しいじゃない。時間とお金、つまり効率性とか費用対効果とかのことを考えたら、有料リンクやグレーな手法を使った方が良い場合もありますよ。業態やサイトが置かれた状況や個人か法人かや、失うものが有るか無いか、などに応じてね。リスクだって、許容すれば問題ないでしょ。有料リンクを選択肢から外してしまうのは、非常に勿体無い選択だよ。

このように、意見が割れる有料リンクですから、有料リンクを提供する側の意識や考え方やモラルの問題は別にしても、有料リンクをSEOに採用するか否かは、SEOを実施する側が判断することになります。判断力や想像力や視野の広さが必要になります。

ルール違反とは?

有料リンクと似て非なるものに、有料ディレクトリ登録審査サービスというものがあります。これは、お金を払って権威あるディレクトリにリンクを貼ってもらうサービスの事ですが、より厳密にいうと、お金を払って権威あるディレクトリにリンクを貼ってもらうためにサイトを審査してもらうサービスです。Yahoo!ディレクトリに登録してもらうYahoo!ビジネスエクスプレスがポピュラーです。

被リンク対策にはヤフカテ登録

カテゴリー登録されるとヤフーからお客様サイトへ直リンクが貼られます

とりわけSEOに精通した方であれば、このようなスポンサードサーチの広告を見ると有料リンク以外の何者でもないと思われる場合もあるかもしれませんが、Yahoo!ディレクトリへの有料審査サービスについては有料リンクではないとGoogleが見解を発表しています。お金を払う対象がサイトの審査で、Yahoo!の評価、判断によってリンクが貼られているので問題ないということのようです。こうした基準であるならば、SEO効果を大々的に謳っている同様のサービスも有料リンクではないということになります。


有料リンクの曖昧さを象徴するこうしたサービスですが、正確さと不公平さの観点からGoogleの基準に納得のいかない方も多いかもしれません。しかしながら、SEOは検索エンジンというフィールドの中で行うものですから、検索エンジンが白と言えば白ですし、黒と言えば黒ですし、違反だと名言されている行為はルール違反ということになります。これは、あらゆるフィールドに共通することです。

【参考】
このエントリーのトラックバックURL: http://www.seo-motto.com/mtos/mt-tb.cgi/488

コメント

SEOもっと!のフィードRSSリーダーで購読する なう

 SEOもっと!のはてなブックマーク


有料ディレクトリ研究・5サービスを比較
サイトを検索
アクセスランキング
    loading

SEO Topics(最新6件)
SEO Topics(カテゴリ)
SEO Topics(アーカイブ)
SEO 気まぐれ連載
SEOもっと!について
あわせてどうぞ!
  • あわせて読みたいブログパーツ